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植松努プロフィール

植松努(うえまつつとむ)
植松電機専務取締役/カムイスペースワークス 代表取締役


植松努 1966年北海道芦別生まれ。子供のころから紙飛行機が好きで宇宙にあこがれ大学で流体力学を学び、名古屋で航空機設計を手がける会社に入社。 5年後の1994年に実家のある北海道へ戻る。父(植松清)が経営する植松電機へ。産業廃棄物からの除鉄、選鉄に使う電磁石の開発製作に成功。分別用電磁石は全国のシェアの八割を誇るまでに導く。



道内の児童養護施設をボランティアで訪ねたときです。そこの子供たちが児童虐待の犠牲者であることを知ったんです。そこの子供たちは親に裏切られても、親を慕う子供たちの姿に涙を流してしまいました。今の世の中のままだとこのような子供たちが増えることはあっても減ることは決してない。でも施設に寄付をすることも解決にならない。自分は何のために会社を経営しているのか。このような子供たちをひとりでも助けることできない自分の無力さをひしひしと感じさせられたのです。



そのときに自分自身が中学校の進路指導の先生にいわれた言葉を思い出したんです。「将来、飛行機やロケットの仕事がしたい」と言うと〝お前の頭では絶対無理!〟のひと言。さすがに自分はこの言葉に絶望させられました。子供たちがやりたい!と思うことを大人の〝どうせ無理〟のひと言で、子供たちの想いをつぶしては絶対いけない!と強く思ったんです。そんな思いでいるときに永田教授に出会ったんです。植松努談





2004年6月 カムイ式ロケットの研究を進めていた北海道大学大学院の永田教授に出会う。植松電機でロケット研究を全面支援することを約束
2004年10月 宇宙のことを楽しく学ぶ子供たちのためのスペースキャンプを企画実現
2005年6月 植松電機敷地内に無重力実験施設完成
2005年7月 青年版国民栄誉賞「人間力大賞グランプリ」を受賞
2006年9月 人工衛星「HIT-SAT(ヒットサット)」の研究に携わり打ち上げ成功
2007年8月 カムイロケット打ち上げ実験で高度3500㍍達成


以下の4つの宇宙開発を軸に研究開発を進めている。

ロケットの開発
微少重力の実験(宇宙空間と同じ無重力状態を作り出すことができる)
小型の人工衛星の開発
アメリカ民間宇宙開発企業との協同事業
現在は全国で企業研修や講演活動をしながら、北海道経済産業局の理科実験教室プロジェクトの特別講師として小学校でロケット教室を開いたり東奔西走の日々。大の読書好きでNPO法人読書普及協会のチーム赤平キャプテンも務める。



施設の子供たちと出会い、永田教授に出会ったときに大人があきらめる夢の最右翼である宇宙開発を実現することでこの世から〝どうせ無理〟がなくなると思いました。そして進路指導の先生にいわれた言葉に絶望しながらも中学生の植松努の大きな支えになったのが本でした。特に伝記に登場する世の中を変えた人たちが僕を大きく励まされました。人間は見返りがあるから努力ができるんです。それは喜びであり、大好きな人の笑顔なんです。生活のために給料を得ようとあくせくする大人たちが〝カネにならないこと、余計なことはするな〟を押し付けて子供たちの可能性をつぶす。



子供たちが夢をあきらめずに生きていける。そんな社会にしなくちゃいけないんです。 植松努談

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